10月11~14日に東京で開催されたカウンターストレインの国際セミナーに参加してきました!

前回に引き続き、今回もセミナー資料の翻訳を半分ほど担当させていただきました。

更に、今回はジョーンズ・ストレイン-カウンターストレイン・アカデミーの一回目ということもあり、

オーストラリアのオステオパシードクターも参加され、4日間一緒に実技練習をさせていただきました。

事前に翻訳で予習ができ、知識と経験が豊富なオーストラリアの先生と練習できたおかげで、

いろいろな収穫の多い素晴らしいセミナーになりました!

最終日には試験もありました。

アメリカ基準だったようで難しかったせいか、合格率50%ほど、、、

昨日、合格通知届きましたー!よかった~

 

カウンターストレインはオステオパシーの数あるテクニックの中でも、上位4つに上がるテクニックです。

ですが、カウンターストレインってなんだ?となるのが普通です。

オステオパシーすら知られてないのが現状、、、

まず、カウンターストレインでは身体にある圧痛点を見つけ、その圧痛点が消える一番身体が楽な姿勢を90秒ぐらいとることで

神経の異常な反射・反応を改善させるテクニックです。

カウンターストレインの圧痛点を探す時に、患者さんが不思議に思うところは

多くの場合、患者さんが感じている痛みとは別の所を探している点ではないかと思います。

例えば、腰が痛いと感じる方であれば、最初に疑うところは患者さんのお腹側のある圧痛点です。

これはなぜか?

例えば、猫背で腰を丸めてデスクワークをしている人を思い浮かべてください。

この時、筋肉や身体の組織を縮めて使っている所は、どこでしょうか?

お腹側や股関節の筋肉(腸骨筋など)になると思います。

その姿勢で、長時間いることで、短く縮めて使っている筋はこの状態が普通なんだ~と勘違いしてしまいます。

その後、急に立ち上がったとします。

そうすると、短くなっている勘違いした筋肉が立って通常に戻っただけのはずなのに、

過剰に筋肉が伸ばされているので、筋肉が切れてしまう~っと間違った神経の入力を過剰に送ります。

そうすると、お腹側の筋肉は短い状態を元に戻せなくなり、逆に背中側の筋肉は引き延ばされ

更に筋力は弱くなっていきます。

そうなると負のループが出来上がってしまうため、慢性の腰痛になります。

なので最初に治療するべきは、短く縮めて使っている勘違いした筋肉です。

実際はもっと複雑なので、腰への治療が必要なことも多いですが。(他にも全身へのアプロ―チが必要なことが多いです。)

 

 

オステオパシーでは経験値が上がっていくとテクニックという概念がどんどんなくなって

いくような感じもあるので重要視させないことも多いですが、、、

しかし、オステオパシーは哲学であると同時に、科学としても理解され再現性も求められる医学です。

その意味で、カウンターストレインの作用機序を理解することは重要と言えます。

 

その他にも、カウンターストレインは進化しており、

今は内臓、血管、リンパ管、神経にアプローチしていきます。

 

今年から基礎編が始まり、2028年までに計6回の国際セミナーを開催し、

日本におけるカウンターストレインのプロフェッショナルを育成していきます。

 

カウンターストレインは単純に圧痛点か改善し、関節可動域や筋が緩むとだけ思われているかたも多いですが、

シンプルなだけにものすごく奥深いテクニックです。

その圧痛点や組織にとどまらない広くて深いリリースが感じられます。

創始者のジョーンズ先生は90秒待って治療していることもあれば、

同じ姿勢で20分キープしていたこともあったようです。

初期のオステオパシーの先生達はテクニックや自分がやっていることを多くは語らなかっようです。

ジョーンズ先生がそこで何を感じ、何を行っていたか?

この10年でそれを学んでいきます!

次のセミナー楽しみすぎます!!!

 

OMT LAB代表  山崎悟志