産前・妊娠期の骨盤矯正 (2018/04/06)


寒かった冬が終わり、やっと春が来ました!

あったか過ぎてもう桜も終わってしまいましたが・・・

久しぶりに島根で春を過ごすと、偏西風の影響でしょうか、空気が汚いですね(涙)

敏感な方はマスクをした方が良いと思います。

 

 

今日は、出産前後の骨盤矯正についてです。

産後の骨盤矯正についての重要性は知っている方が多く、実際に問い合わせや治療に来られる方もおられます。

ですが、妊娠期・産前の骨盤調整はあまり意識されていないように思います。

ここでは、わかりやすく骨盤矯正と書きましたが実際には、骨盤の動きに影響を与える部位すべてが関わります。

個人的には、ホルモンの影響で骨盤部はかなり緩くなるのでそれ以外の所の硬さの方が影響が大きいように思います。

 

実際に赤ちゃんが産道を通る場合、左右方向から前後方向に回転しながら出てきます。

なので、赤ちゃんの頭が出てくるときは、骨盤下部の前後径が広がる必要があります。

この時必要になるのが、骨盤、特に仙骨がうなずくような運動(ニューテーション)です。

この動きが硬くなると、赤ちゃんが産道をスムーズに通れないので、

出産に時間が掛かってしまいます。

そうなると、母体にもですが、赤ちゃんにもとても大きな負担になります。

 

この骨盤の動きは、骨盤自体もそうですが、筋膜や硬膜などの膜の動きの影響も受けるので、

全身色々な部分と関係があります。

治療をする中で、一番多いと思うところは、後頭骨から上部頸椎(首と頭のあたり)です。

デスクワークやスマートフォン、姿勢不良などが原因の事も多い部分でもあります。

 

出産をスムーズに行うために産前から、骨盤を含めた身体全体を調整することをお勧めします。

 

それと合わせて、患者さんにはご自身でお灸をやってもらうこともおすすめしています。

妊娠中は体調がすぐれないことも多くあるため、治療にくること自体大変になるので、

せんねん灸などの、安全なお灸でセルフケアできると良いと思います。

ご主人やご家族にやってもらうのも、コミュニケーションが取れて良いかもしれないですね!

 

 

暖かくなったとはいえ、寒暖差が激しい季節ですので、体調崩さない様

お気を付けください!

 

 

OMT LAB オステオパシーラボ  整体 松江

代表  山崎悟志

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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