身体のみかた (2024/03/28)


「食欲がないな」「消化不良だな」「なんかやる気が出ない」など、様々な症状の方ー
その他、健康診断行ったらコレステロールが高い、尿酸値が高いなど言われる方ー
何かしらの不調で病院に行くと、まず薬が処方されたりするのが一般的な流れです。

意外と多いのが、特に病名が付かなかったり、薬を飲み続けても症状が変わらない、もしくは血液検査の数値も変わらなかったりと言う方がいて、
そういう方がオステオパシーを受けに来ることもあります。
オステオパシーの施術で「何年も薬を飲んでたのに変わらなかった血液検査の数値が全部正常に戻ってる」と言われたり、腰を施術したらお腹の調子が良くなったということも多いです。

医学はすごく発展し色々なことが分かるようになり、救える患者さんも増えたと思います。一方で昔は少なかったアレルギー、よく分からない体調不良が増えたり、高齢化だけでは説明がつかない程医療費は増加しています。

今の医学はどちらかと言えば科学的な医学だと思います。
そして、身体に不調があれば病院へ行って薬をもらうことが治療と考えている方が多いと思います。

簡単に消化機能説明しながら例えると、
口から胃に食べ物が入って反射的、神経の働きから蠕動運動(口から肛門へ向かう腸の動き)が起こり、それに対して胃酸、粘液の分泌や抑制、また新たに胆汁を分泌する消化液が分泌されるなど、機械的にも科学的にも非常に複雑に消化が起こります。
病院に行くと出されるは科学的にこの消化のシステムに介入することだと言えると思います。
この方法は重要だと思いますが、これで全て解決するのでしょうか?
(これらの考えを否定したい訳では全くありません。)

オステオパシーではもちろん上記のような神経的、科学的な解剖生理学の機能は勉強します。
ですがアプローチが違います。薬を用いるのではなく、多くは手技を使ったアプローチになります。

常に全体を診て施術は行われますが、胃と小腸(十二指腸)の局所に絞って説明すると、
先程説明した、胃酸や胆汁、消化液の関係は局所だと、胃、十二指腸、胆嚢、肝臓などが関係しますが、これらの臓器は小網(肝胃間膜、肝十二指腸間膜)と呼ばれる膜によって引っ付いています。
先程の胃酸や消化液の科学的な消化は、蠕動運動や神経的な働きに加えてこれらの引っ付いている膜(筋膜)の物理的な刺激があることによってお互いに消化を助け合っています。

例えば、この小網が硬くなったり、もしくはそれらに近い横隔膜が問題が起きたりするとどうなるでしょうか? 
内臓の働きは悪くなり、消化液などの分泌も問題が出る事が予想されます。
ここではかなり局所的に診てますが、脳の方からくる迷走神経、首から来る横隔膜の神経、背中からくる交感神経など身体の色々な部分からこの胃の周辺を見て施術するのがオステオパシーの考え方です。

消化だけでなく循環、生殖器、内分泌など色々な問題を膜や神経血管などを考慮して施術します。
実はこのような内臓の問題膝・肩・首・腰の問題に繋がっていることは多くあります。

僕はオステオパシーの考え方の他にも鍼灸、カイロプラクティック、各種整体など色々な考え方で身体を見ることが重要と考えています。

病院に行ってレントゲンやMRIなど検査をしても原因不明と言われたり、薬を飲んでも症状が変わらないかったり検査数値も変わらない方は多く見受けられます。

違う視点があれば、違う医療、違う健康の考え方があると思います。
いろんな視点から身体をみて、色んな角度から見て健康と思える人が増えると嬉しいです!

OMT-LAB山崎

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