お腹の圧痛点と腰痛2 (カウンターストレインの発見) (2016/11/29)
前回、ブログに書かせていただいたカウンターストレインという治療が
発見された時のことを書かせていただきたいと思います。
この治療を発見されたのはアメリカのオステオパシー医、ロレンスHジョーンズ氏です。
ジョーンズ先生は、当時30代のひどい腰痛で悩んでいる男性を診ていました。
彼は、4カ月以上もひどい痛みがあり、夜も15分おきに目が覚めてしまっていたようです。
ジョーンズ先生は、色々な治療を試したようですが、効果がなく匙を投げる寸前だったようです。
そんな時、患者さんが「夜ゆっくり寝られれば、先生の治療が効くような気がする」と
言っていたので、患者さんと2人で楽に寝られる姿勢を、20分ぐらいかけて探したようです。
その姿勢は、椅子やクッションなどを使って作った腰を丸めた
見た目にはとても窮屈そうなものだったようです。
しかし、患者さんはその姿勢がとても楽だというので、折角なのでその姿勢で
しばらく休んでもらったそうです。
そして、1人治療を終えて戻り、その患者さんをゆっくりと元に戻すと
今まで苦しんでいた腰痛がほとんど良くなっているとの事!
これは、前回説明したお腹側の圧痛点(テンダーポイント)を緩める
姿勢に自然となっていたようです。
その経験からジョーンズDOは、この現象を研究しカウンターストレインという治療が完成しました。
今や内臓、リンパ、脈管などへ治療範囲は広がり、さらに進化し続けています。
効果的で、楽な姿勢で行えるソフトな施術を是非、体験しに来てください!
OMT-LAB オステオパシーラボ 整体 勝どき 代表 山崎悟志