本日の症例 腰痛とリンパ (2016/11/12)
最近、寒くなってきました!
腰痛がひどくなる方も多いのではないでしょうか?
3日前ぐらいから腰痛を感じている40代の女性の患者さんが来院されました。
前に屈むと右腰下部の痛みと右股関節外側の張りがあるとのことでした。
今日からは階段を上ると股関節の力が抜けるような感じも出ていたそうです。
身体を診せてもらうと右側の仙腸関節が硬く、左よりも前にある様な感じで動きが悪く
右の大腰筋から内転筋に押すと痛みがあり、症状があった股関節の外側は下肢を開くような
動作で張りが出るようでした。
その他、胸椎と頸椎の移行部で硬さがあり左の肋骨上部も動きがない状態です。
初めに、右大腰筋、内転筋と腰の外側の腰方形筋を両方緩め、右の骨盤と仙骨を治療しました。
その後、左の肋骨と胸骨を調整した後、
患者さんに前屈してもらうと痛みが半分になっていたみたいです。
その後、胸管(左リンパ本幹)と右腰リンパ、腸骨リンパ、鼠径リンパの治療すると
痛みはほぼゼロになったとのこと。
今回の患者さんでは、右の股関節の外側に痛みを感じていましたが、
そこの問題は拮抗筋である内転筋と鼠径リンパでした。
そもそも、胸郭入口が硬くなっており胸管のリンパ排液ができていなかったので
腰の問題が大きくなっていたと思われます。
リンパの治療は比較的短時間で、驚く効果が出るので非常に面白いです。
骨格的な構造とリンパ管に直接治療できるオステオパシーは、おすすめです!
経験したことのない方は是非、オステオパシーを!!!
OMT-LAB オステオパシーラボ 整体 勝どき 代表 山崎悟志