栄養について (2024/03/22)


色んな治療に行ったけど良くならないな〜という方おられるかと思います。

もちろん原因と関係ないところばかりマッサージなり鍼なり、どれだけ調整したところで良くはならないです。

しかし、どれだけ良い治療・薬・施術など受けても、最終的に治すのは本人の身体です。これは意外と忘れられてる部分です。

そのために基本となる、睡眠、食事、運動は健康において重要です!

最近話題のオートファジー睡眠で最新の発見がありましたが、導き出されることは

睡眠をしっかりとる

腹八分目食べ過ぎない

など昔から言われてることだったりします。(研究は非常に重要というのは大前提で)

▽ここから本題です!

何年か前に分子栄養学に関する本を読んでいました。

何人かの患者さんが分子栄養学をやっている病院に行かれていたので参考にと思い勉強しました。

確かに、血液検査の数値の結果からサプリメントなどを処方してもらうと凄く効果が出ることがあります。

しかしながら、多くのケースでサプリを飲み続けないといけなかったり、サプリをやめると戻ってしまうと言われます。

その上サプリ代が高額で、月7万円なんてのもあるあるでした。

施術に通うとサプリメントが必要なくなったというも多く、僕は100%信頼はしていません。

ですが、色々な症状や病気が起きた場合に栄養について考えるというのは非常に大事だと思います。

わかりやすい例だと

1: タンパク質が足りてないと筋肉の張りが取れないことが多いです。

(タンパク質は約60gを目安に。体重と同じグラム数取ると良いなんて言われたりします。体重50kgの人は50gのタンパク質を摂る様にしてください。)

2: ビタミンBは神経の働きに重要なのでやる気が出ないみたいな症状が出ることがあります。

(糖質を多く取る人が多いので、ほとんどのケースで不足しています。)

3: オメガ3系の油(アマニ、エゴマ、魚の油など)は体内の炎症を防いでくれたりします。

(アマニやエゴマ油は酸化しやすく熱に弱いのでサラダなどで)

(種類は違いますが、MCTオイルは味噌汁やコーヒーに入れることができるのでお勧めです。)

血液検査でASTとALTの数値が20以下の方、タンパク質が足りてない可能性が高いです。

上記の量タンパク質を摂ることをお勧めします。

あとASTとALTの値の差が5以上ある方はビタミンB6が不足しています。(2以上という先生もいます)

もし、手元に血液検査の結果があるという方は見てください。

ビタミンは総合的に足りてない方が多いのでビタミンB群として摂るのもお勧めです。

ダイエットや中性脂肪やコレステロール気にして油を避ける人が意外と多いですが、油はホルモン・細胞の材料として非常に重要です!

気をつけるのは油の質です!ダイエットにも良い油の摂取が必須です。青魚で摂るのもお勧めです。

ビタミンも質がいいものを選ぶのが大切だと思います。僕はサプリは体調が悪い時などしか取らないですが、THORNE®︎というメーカーを選ぶことが多いです(iHarbなどで購入できます)。

何しても体調が良くならない、気分が落ち込みがちという方は栄養のことも気にかけてみてください!

OMT-LAB山崎

▽カテゴリー