産後うつと骨盤 (2016/11/17)
今朝、テレビを見ていると産後うつについてやっていました。
孤立した子育て環境などの要因で増えてきており、自殺してしまう方も少なくないようです。
もちろん、環境的な要因も大きいとは思います。
では、オステオパシー的にはどう考えるか?
やはり、産後の骨盤の影響が大きいです。
出産時、胎児が産道を通れるようにホルモンが分泌され
骨盤下部を開きやすくするように仙骨が前側に倒れた状態(ニューテーション)
になります。
仙骨には硬膜が付着しており、仙骨が前屈で固定されてしまうと
硬膜を介して頭蓋骨を下方に牽引してしまうので、
動きの制限をつくり脳脊髄液の流れも低下させてしまいます。
頭蓋骨の制限は精神的な問題と非常に関わりが深いので、
関連する部位は必ず治療されるべきです!
健全なる精神は健全なる身体に宿る!
心の問題も身体をしっかり見てあげましょう!!
OMT-LAB オステオパシーラボ 整体 勝どき 代表 山崎悟志
※上記の内容は、AOA(アメリカオステオパシー協会)学会の講義で発表されたないようで、
日本オステオパシー学会からの情報提供です。